2022/03/27 12:38
さて今回紹介するのは、昨今話題沸騰中のアンバサダー1500、2500C の親玉(?)である【ABU1750A】。

ボディのレッドカラーとフリースプール機構が特徴の素晴らしいリールです。
純正スプールでも約23.1Gと当時のモノにしては極めて軽く、その恩恵を受けてルアーウェイト幅もかなり広く対応しています。
「このリール、絶対に渓流で映える」
そう確信したニッチなアングラー様から多くのお問い合わせをいただいておりまして。
とはいえ、過去に取り組んだ際には様々な理由から断念。
個人的には再挑戦でした。

結果は、ケミカルを馴染ませ、ロッドをブンブン振り回して、アンダー3Gクリア。
キャストスキルに自信がない当方でも、4Gくらいですと非常に綺麗な低弾道でカッ飛んでいきます。
上手な方ならまだまだ行けるかも?
ぜひぜひ挑戦をお待ちしております!
ごくたまーに「純正でも3グラム投げれるぜ」みたいな事を言われます。
本当に素晴らしいと思います、それは。
実際に上手な方は投げれますよね。
当方のよく知るアングラーも純正でバンバンキャストされています。
だから、どうか鼻息荒くなさらないで、「渓流仕様スプール」暖かく見守ってください。
もし「使ってやってもいいぞ」と言う方はお気軽にご相談をお寄せくださいね。
さて、製造工程では当初「遠心ブレーキ構造」を取り除く設計をしておりました。
兎にも角にも、「余計なモノを取り付けたくない」。
これは単に重量の問題ではありません。
ぶっちゃけ言うと、これを取り付けたとて重量にさほど影響はありません。
影響があるのは、バランスです。
詳しくは伏せますが、小さなパーツに何かを取り付ける際には、そのスペースを最大限有効活用した設計をし、そこからさらに全体のバランスを煮詰める必要があります。
これはなかなかに労力が伴う作業となります。本当に。
しかしながら、アングラー各々の好きなブレーキセッティングが必ずあるはず。
そう信じて約7か月、トライアンドエラーを続けてまいりました。
そしてついに完成。(大変長らくお待たせしました、すみません!)
天候によって。
ルアーウエイトによって。
当日の腕の調子によって。

いずれにしてもその日のコンディションに合わせ最高の調子を用意する。
今日は1つにしようか、2つにしようか。はたまた0か。
その幅を持たせる事が、自身の技術の範囲内で可能ならば、迷う事なく全力でやり抜くまで。
キャストそのものは各々の腕に依る部分が大きいでしょう。
それでも、「より低弾道で飛ばしたい」
この思いだけ。
つくづく変態だなぁ、と思う次第です。
ここまでやる意味があるのか?
違う機種を使う選択肢もあるのでは?
こんな声が聞こえてきそうです。
だけど一度魚を掛けると、そんな言葉はもはや耳に入りません。
一生の相棒に乾杯。
P.S.
もしご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。
迅速かつ丁寧な対応を心がけます。
OldCord
M Kimoto