2022/03/31 05:56
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
さて、今回はレベルワインダーに関して、ほんの少し書こうかと思います。

リールにおいて、特にフリースプール機構搭載のリールですと「スプール」と同じぐらい重要なパーツである「レベルワインダー」。
流石にスプールほど驚異的に性能向上が見込めるわけではございません。
が、とはいえ、運動エネルギーの消費を極限までカットするという点において、レベルワインダーの構造変更は非常に合理的であると言えます。
では何処をどのように変更すればいいのか。
簡単ではありますが、イメージを式に落とし込むと以下の通り。
【レベルワインダー周りの回転性能(距離)】=【ラインがスプールから離れ、最初にワインダーアームに触れるまでの値(変数n)】×
【ワインダーアーム左右後方のΔθ(変数n)】×【PEラインとアームの摩擦係数μ】×【アーム上部とフレームの摩擦係数μ】×【レベルワインダー自重(変数n)】×【パイロットガイドの噛み込み角度(定数)】×【低粘度オイル】×【その他、、、】
こんなもんでしょうか。
(「釣り通」の方、色々と突っ込みたくなるかと思いますがお手柔らかにお願いします)
視野をさらに「レベルライン」や「ギア」周りにまで広げるとまだまだ因数分解が出来ますが、ここでは敢えて上記に留めておきましょう。
詰まるところ、上記の式のうち、数値(n)を変更できる部分に注目する必要があります。
そこで、OldCordは新たなレベルワインダーの開発に乗り出しました。
第一の特徴は「アーム角度θ」です。
詳細は明記しませんが、この値は【ラインがスプールから離れ、最初にワインダーアームに触れるまでの値(変数n)】に直結します。

上がそのイメージ画像です。
【ラインがスプールから離れ、最初にワインダーアームに触れるまでの値(変数n)】を最大化する。
この使命を自らに課し、完成したのが、「ΔL=17.12mm」のレベルワインダーアームです。
この値も変数で、スプールφ、ライン号数等により変動します。
下は、実値イメージ。やり過ぎもダメです。

次に、突筆するべき特徴はその軽さにあります。
言うまでもなく、レベルワインダー自重の軽量化による恩恵は凄まじいものがあります。
これは極めてシンプルな論理です。
純正レベルワインダーの重量は約4.45g。
対して、OldCordカスタムレベルワインダーは、泣く子も黙る脅威の0.77g(実値)。

(⚠︎プロトタイプの為、若干の変動あり。)
もはや、改めて何かを述べる必要すら無いでしょう。
この数値自身が全てを説明してくれるはずです。


くれぐれも「強度はありますか?」なんてふざけたご質問はお辞めください。
最低限の強度を備えた上で、やはりアンダー1gに高い強度を求める方がおかしいでしょう。
徹底的なまでのトラウト専用。
使い手によっては、鬼の様なリールに進化を遂げるはずです。
あとは、見た目ですかね。
大切なのは。
と言うか、ここが一番重要。
ブラックスプール×レベルワインダー

レッドスプール(発売予定なし)×レベルワインダー

どうでしょうか、この見た目。
悪くない、、、でしょう?
むしろレベルワインダーが赤い口みたいで、お茶目さが増して個人的には大変好みです。
世界に一台だけの愛機。
まさに「猫の皮を被った虎」
カール・オーガスト・ボーストロームさん(アブ・ガルシア創業者)も、開いた口が塞がることは無いでしょう。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
では!
OldCord
M Kimoto